慢性的な人手不足に悩んでいた老人ホーム運営会社のケース
実際、「おまかせAI 働き方みえ~る」サービスはどのような会社が何を理由に導入しているのだろうか。特別養護老人ホームを運営している会社の導入事例を見てみよう。同社の担当者は導入のきっかけを次のように話す。
「慢性的な人手不足の問題に対処するため、RPAの導入を検討していましたが、どの業務に適しているのか、なかなか結論が出せませんでした。そんなときにタイミングよく、このサービスを提案していただいたんですね。説明を聞いてまさに『これだ!』って思いました。というのも、これを導入すれば、RPAに適した業務やその効果が客観的に把握できるようになるからです」
サービスを導入して間もないが、すでに「RPA化すべき業務の目星がついてきた」という。さらに「RPAの費用対効果の算出に、分析レポートの数字が活用でき、経営幹部の理解促進につながっている」点もメリットに挙げている。
一方で、業務の偏りの是正や繰り返し業務の効率化にも効果が。「社員全員が問題意識を共有することで、課題解決に取り組みやすくなりました」と、今後も分析レポートを積極的に活用し、業務の改革や効率化を進めていく方針だ。
IT資産管理とセキュリティーリスクも「視える化」
3つ目は「IT資産管理の視える化」。パソコンごとにOSのバージョンやウイルス対策ソフトの有無、それらが最新の状態にアップデートされているか、メモリの容量、ディスクの空き容量が表示される。そして、例えば、ウイルス対策ソフトがセキュリティなど最新のパッチが適用されていない、あるいは「導入されていない」など、問題があった場合はその項目に対処が必要な旨が注意喚起されるので、何らかの対策が必要ということになる。
最後は「セキュリティーリスクの視える化」で、USBでの社外への情報持ち出しなど、各種情報流出の危険性を検知することが可能だ。具体的には、USBや外部ストレージへの重要データアップロードの有無に加えて、個人ごとの集計サマリーを表示。具体的な中身が知りたい場合は、ユーザー名をクリックすると、個人のセキュリティーリスク分析にアクセスできる。
忙しくて働き方改革まで手が回らない経営者におすすめ!
大がかりな準備は必要ないし、通常の業務を継続しながら効率化できる業務を見つけていけるのが、「おまかせAI 働き方みえ~る」サービスの魅力だ。利用料金も、初期費用が1万1000円、月額基本料金が2200円/社、月額ライセンス利用料が1540円/台と、いたってリーズナブル(すべて税込)。最低利用期間は1年間で、パソコンの登録台数に上限はない。まずは、特定の部署から試してみるのもいいだろう。専用ヘルプデスクが設けられているし、初回の分析レポートについてはNTT西日本のスタッフから説明を受けることもできるので、安心して利用できる。*1
このサービスには含まれていないが、分析レポートで浮かび上がった課題についてNTT西日本からソリューションの提案やアドバイスを受けることも可能だ。
このように分析レポートで効率化を図るべき業務が見つけやすくなる、NTT西日本の「おまかせAI 働き方みえ~る」サービス。日頃忙しくてなかなか働き方改革まで手が回らないという経営者にもおすすめだ。まずは、社員の業務や働き方の実態を把握し、どこに効率化できる余地があるのかを明らかにすることから始めてみてはどうか。
*1 ご利用には、「フレッツ 光ネクスト」などやプロバイダーの契約・料金が別途必要になります。
割引適用期間に解約の場合、解約金(~1万1000円)が必要です。割引適用には条件がございます。