一部のプロに限定されていた
不動産ファンドを個人にも提供

不動産投資型クラウドファンディング

確かな資産管理と
高い透明性

投資対象の一つである「レム六本木ビル」。東京・六本木駅から徒歩約1分の立地。2017年にホテルアイビスの跡地に竣工

 同社が提供する、このメザニンローンを対象としたローンファンドは、原則として1口10万円・10口(100万円)から。物件は、スポンサー会社である国内最大規模の独立系不動産アセットマネジメント会社ケネディクスが運用する、不動産の専門家の知見に裏付けされ、確かな運営管理がなされている多くの不動産の中から厳選している。「高品質で魅力のある、価格が下がりにくい物件」と菊嶋社長は自信を見せる。

 また、インターネットで完結する不動産投資型クラウドファンディングとして、同じくスポンサー会社である野村総合研究所の不動産分野におけるテクノロジーとノウハウを最大限に活用。さまざまな不動産テック系サービスとも積極的にオープンイノベーションを図りながら、堅牢なシステムで安心・安全なプラットフォームを提供する。

 そして、健全な資産運用には高い透明性も重要な要素だ。現在、不動産クラウドファンディングの多くは、規制などにより投資対象の物件を公開しないことが一般的だが、「当社では、どのような物件に投資し、どんなテナントが、どのくらいの期間借りていて、賃料収入の変動リスクがどれだけあるのかなどの情報を徹底的に開示し、物件の詳細を把握した上で投資していただけるよう努めています」。

 さらに投資家の資金管理の透明性と安全性を確保するため、独自の仕組みも構築している。

「投資家の資金は、金銭信託の枠組みを使い、ファンドごとに分別管理しています。当社は入出金の確認のみを行うので、万が一当社に運営上の問題が起きた場合でも、資金は安全に守られます」

 運用中は資金が拘束されるという流動性の低さに対応するため、運用期間を7カ月~2年以内と短めに設定した商品を用意するなどの工夫もしている。

円建て利回り商品の
一つとして

 これまでの第1~第4号のローンファンドの想定利回りは、2.3~2.9%。いわば「円建ての利回り商品」と考えれば、不動産投資をしたいと考える際の選択肢の一つとして十分な魅力があるのではないだろうか。

 菊嶋社長は「今後はより多くの個人投資家の方に利用していただけるよう、最低投資額を50万円に引き下げた商品を提供したり、ケネディクスが手掛けているオフィスビルや物流施設など他のアセットに投資する商品や、エクイティーに投資する商品も検討していきたい」と語る。

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