よく見えるまで作り直せる保証付き
丁寧なプロセスとオーダーメードのレンズ設計で快適な見え心地が得られる「ロハス100」の価格はおおよそ5万円程度から。また、「出来上がったレンズが合わなかったらどうしよう……」という心配もあるかもしれないが、眼鏡を受け取ってから1カ月以内ならよく見えるまで作り直せる『見え心地お試し保証』が付いているから安心だ。「手元の細かい文字が見づらくなってきた。眼鏡を掛けたり外したりするのが煩わしい」(近視用眼鏡使用者)、「手元の細かい文字が見えづらい」(近視コンタクトレンズ使用者)、「老眼が進んでスマホメールの打ち間違いが増えてきた」(遠近両用眼鏡使用者)――こんな不便さを感じ始めている人にこそ、ニコン・エシロールの老眼対策レンズ「ロハス100」をお薦めしたい。
眼鏡選びで人生が変わります
今や生活に欠かせないパソコンやスマホは目の老化にどのような影響を及ぼしているのか。また老眼鏡を作るときはどんな点に注意すべきか。“目の博士”として知られる医学博士、梶田眼科の梶田雅義院長に教えてもらった。
梶田眼科院長(東京都港区)。福島県立医科大学医学部卒。2001年にニコンと目のピント合わせの機能異常を検出する「調節機能解析装置」を世界で初めて開発。分かりやすい"目の博士"としてTVなどメディアにも出演多数。現在、日本眼光学学会理事、日本コンタクトレンズ学会常任理事、日本コンタクトレンズ協議会理事、日本眼科学会専門医試験問題作成委員などを務める。
昔の老眼鏡は手元がよく見える単焦点レンズで良かったのですが、デスクトップに続いてノートパソコンが普及し始めた頃から累進レンズが不可欠になってきました。手元よりも少し距離のある画面にもピントを合わせる必要があるからです。その後、スマホが普及し、より広範囲でピントが合わないと快適な生活ができないようになりました。
小さな文字のスマホの影響で物を見る距離が非常に近くなりましたが、これは目にとって過酷な環境です。目は近くの物を見るとき、黒目が内側に寄る輻輳(ふくそう)という動きをしますが、スマホの長時間利用はその状態を固定化してしまう恐れがあります。最近、片方の黒目が内側に向き、物が二重に見える急性内斜視の子どもや若者が増えているのもスマホの使い過ぎによるものと考えられています。
目に一番悪いのは、近視の人が眼鏡を外してスマホを長時間見ること。先日来院した27歳の男性もそれが原因でピント合わせができなくなる典型的な"スマホ老眼"でした。この方には累進レンズを処方しましたが、眼鏡を掛けるようになって回復に向かっています。そのまま放っておいたら、外に出て歩くのも辛くなり、働けなくなってしまう可能性もあります。このように20代、30代でも累進レンズの眼鏡が必要になる方が増えています。
長時間パソコンを使用している35歳以上のオフィスワーカーで肩凝りや頭痛が気になる方も、まず目の疲れを疑ってください。正しい眼鏡の利用によって姿勢も良くなり、改善することも少なくありません。
初めて累進レンズの老眼鏡を作るときは、今使っている眼鏡に合わせて度数を決めるといいでしょう。違和感が少なく、慣れやすいからです。加入度は1~1.25程度に。欲張って遠くから近くまで広い範囲が見える眼鏡を作ってしまうと、視界が揺れて歩きづらく、たいてい失敗します。まずは、話し相手がよく見えるくらいの眼鏡で累進レンズに慣れることが大切です。また、眼鏡レンズの技術も日々進化していますから、最新技術を用いた新しい設計・デザインのレンズを選ぶようにしましょう。
今はライフスタイルに合わせていろいろな距離でピントが合う眼鏡が必要な時代になっています。自分にぴったりの眼鏡なら、やりたいことが思いきり楽しめますよね。もはや眼鏡選びで人生が変わると言っても過言ではないでしょう。40歳代から累進レンズに慣れておくと、目や体への負担も軽減できます。
株式会社ニコン・エシロール https://www.nikon-lenswear.jp/products/lohas100/