閲覧者が目にする参照画面。「フィードバック機能」で残したコメントは、マニュアルに取り込むことも可能
例えば、個人の気付きをメモし、共有する「フィードバック機能」や、複数の選択肢から一つを選ばせたり、回答を記述させる「対話機能」は、業務の定着を支援する。
「マニュアルは作成して終わりではなく、活用しながら更新してこそ、人材育成や業務の改善に効果を発揮します」と、開発に携わった同社ナレッジプラットフォームサービス事業本部コミュニケーションデザイン部の原小百合部長は言う。
慎重な操作や作業で利用するマニュアルでは、「チェックリスト」を活用したい。全てのボックスをチェックしないと次のページに移ることができない、という制御ができる機能だ。
KnowledgeSh@reの編集画面。大量の情報の整理に 適しており、プロ仕様の印刷フォーマットなども搭載
「マニュアルの手順に沿って、作業を進めさせたいとき、作業漏れ防止に有効です」(原部長)
修正などの文書間の差分を自動抽出し、比較できる「新旧対比機能」は、大量の情報が記載されたマニュアルを効率よく更新するのに一役を買う。
「業務規程集や保守作業のマニュアルは、修正の履歴も情報として管理する必要があります」(原部長)
複数言語間の修正部分を連携する「多言語管理」や、オプションの翻訳支援サービスで、グローバル対応もばっちりだ。