コスト削減を目的に、総合オフィスソフトを「WPS Office(ダブルピーエス オフィス)」に置き換える企業が増えている。定番のオフィスソフトに比べて、ライセンス費用の削減が期待できるためだ。作成したファイルの互換性の高さはもちろん、使い慣れたUI(ユーザーインターフェース)や独自機能も用意されており、コスト削減とともに業務の効率化も図れそうだ。
キングソフト 執行役員 営業本部
福田 鋭本部長
福田 鋭本部長
「WPS Office」は、グローバル企業のKINGSOFT Office Software Corporationが開発し、世界で10億以上のユーザー数を誇る総合オフィスソフトだ。日本では2007年2月より、キングソフトが「KINGSOFT Office」という名称で提供してきたが、「16年11月、10周年の節目に互換性を一層高めた新しいバージョンをリリースしたのを機に、世界共通の『WPS Office』にリブランドしました」と同社の執行役員であり、営業本部の福田鋭本部長は語る。今年はウィンドウズ向け、モバイル向けに新たにMac向けが加わり、オフィスで使用されるほとんどのデバイスに対応したことから、民間企業や自治体、教育機関のように大量のオフィスソフトを必要とするユーザーに「WPS Office」の導入を提案する。
「多くのソフトウェア導入担当者さまが選定の基準としているコスト削減効果、ファイル互換性、使い勝手に関しては自信を持っています」(福田本部長)。上場企業なども含め累計4000社以上の導入実績が、その自信を裏付ける。