PCは一括購入するのが当たり前── そう思い込んではいないだろうか。確かにこれまではそうだったかもしれない。しかし、クラウド化の波とともに状況が変わった。コストを抑えながら、社員一人一人の働き方に合ったPCを支給し、しかも面倒な設定不要ですぐに使えるサービスが登場した。それがDaaS(Device as a Subscription)である。
シネックスジャパン
國持重隆 代表取締役社長
國持重隆 代表取締役社長
これからのビジネスを考える上で重要なキーワードの一つが"サブスクリプション"だ。製品を所有するのではなく、毎月定額で利用するというビジネスモデル。電子書籍、音楽から始まって、家電、洋服などに広がり、今ではレストランや自動車などあらゆるシーンで「サブスク」が広がっている。
そしてついに、PCとソフトをセットにしたサブスクが登場した。パソコンや周辺機器を扱う商社であるシネックスジャパンが2019年5月に開始した「SYNNEX Device-as-a-Subscription(DaaS)」では、6種類のPCがマイクロソフトの最新のOfficeやOSがセットアップされた状態で提供される。