生産性向上が経営課題になっている企業にとっては願ってもない料金だが、気になるのはオフィスの使いやすさだ。

「安価であっても、ハイグレードなデザインとスペックにこだわりました。これからの時代、社員の生産性向上や離職率低下、優秀な人材の確保を図るには、テレワーク拠点であっても快適なオフィス環境が必要です。そこで当社では、H1Tの使い心地を追求するため、試作期間のオフィスを5カ月間、自社やテナント企業、取引先企業の社員様に無料で利用して頂き、利用者の様々な意見を反映して、商品化に至っております」

 同社が2008年から展開中の、大規模ビルと同等の機能性とグレードを併せ持つ中規模オフィス「PMO(プレミアム・ミッドサイズ・オフィス)」のノウハウも存分に生かされているという。

スマホでいつでも
簡単に予約できる

最大6人が収容できる会議室も3つあり、その他、2~4人のボックス席も備えられている最大6人が収容できる会議室も3つあり、その他、2~4人のボックス席も備えられている

 利便性に関しては、都内主要エリアや郊外ターミナル駅に広がるオフィスネットワークの中から好きな場所がいつでも利用できる。

「外回りが多い営業担当者や、育児や介護をしながら働く社員も、移動時間や通勤時間を効率よく活用できるようになります。最大6人を収容できる会議室もあるので、企画部門のミーティングなどにもご利用ください」。今後はオフィスごとのニーズに応じて10人以上の会議室も設置していく予定だ。

 スマホで簡単に申し込める「予約システム」も好評。部下やチームメートの予約状況、入退出の確認もできる。ウェブ上で社員の社外業務の勤怠管理が行えるため、総務・人事部門の負担も少ない。

 加えて、セキュリティー面も万全。仕事の情報やプライバシーを守り、安全に働ける環境を整えている。スマートロックでの入退室管理やセキュリティーカメラによる防犯対策に加え、会議室やブース席は施錠できるため、安心して離席できる。クラウドを利用し、十分なセキュリティーレベルの複合機やのぞき見防止フィルターの貸出し、非常時用の防災備品も3日配備するなど、利用法人の安心、安全に十分配慮している。