<自動車販売業・B社のケース>
印刷から封入・封かんまで自動化、営業活動に専念できるように

 9店舗を展開するB社では、各営業店が月1回それぞれ独自の販売イベントを開催している。営業本部では各店から依頼を受け、イベント開催をお客さまに知らせるDM用のチラシをデザインし、もともとあったオルフィスで印刷して各店に配送。それを受け取った店のスタッフがチラシの折りと封入・封かんを行い、お客さま宛てにDMを発送していた。

 しかし、忙しさのあまり封入・封かん作業が後回しになって十分なDM数を送れなかったり、肝心の営業活動がおろそかになったりと、発送業務の負担がスタッフの営業効率とモチベーションを下げる要因になっていた。

 そこで同社では営業活動を強化するため、新たに「オルフィスGD」と「ORメーリングフィニッシャー」を導入した。

オプションでメーリングフィニッシャーを組み合わせることで、宛名も封入物も1通ずつ内容を変えてプリントができ、封入・封かんまで自動で処理ができるオプションでORメーリングフィニッシャーを組み合わせることで、宛名も封入物も1通ずつ内容を変えてプリントができ、封入・封かんまで自動で処理ができる

 この2つを組み合わせれば、チラシ(封筒の内容物)の印刷から封入・封かんまで全自動でできるようになる。その結果、スタッフの営業効率とモチベーションがアップし、車の販売台数も伸びているという。

 オルフィスGDとORメーリングフィニッシャーを組み合わせると、必要なときに必要な枚数の封筒が作成できるため、無駄がなくなった点もメリットに挙げている。以前はカラー印刷した封筒を万単位で業者から購入していたが、保管場所に困る上、使いきれずに余るといった無駄が生じていたという。

<C組合のケース>
作業時間と人件費、印刷コストを大幅に削減

 C組合では、企画管理課が会議の資料だけでも毎月1万枚以上を印刷している。しかも、会議用資料作りは毎回4~5時間もかかり、ページ順にそろえる丁合やステープル止めなども手作業で、他部署から人手を借りなければならないような状態だった。また、毎月開催しているイベントのカラーチラシ印刷にインク代がかさむプリンターを使用していた。そのため、手作業にかかる人件費やカラーチラシ印刷コストの削減が課題となっていた。

 そこで同組合では「オルフィスGD」と「ORフィニッシャー」を導入した。

 その結果、4~5時間かかっていた印刷と丁合がわずか30分~1時間程度に短縮され、他部署から人手を借りる必要もなくなった。会議の直前に資料の訂正や最新情報の追加などが入っても印刷スピードが速いため、即座に対応できるのもメリットだという。ナンバリングから丁合、ステープル止めまで全て自動なので、印刷中に他の仕事ができるようになり、業務効率もアップ。効果を聞いて他部署も今までのプリンターで行っていた印刷の多くをオルフィスGDに切り替え、大幅なコスト削減を実現した。

 同時にカラーチラシのコスト問題も解決。オルフィスGDは独自のカラープロファイル(画像処理技術)によってインクを無駄なく効率的に使えるため、フルカラー1.44円/枚(モノクロ0.5円/枚 )※2という経済的なプリントコストを実現している。このため、これまで印刷コストを抑えるためにモノクロで印刷していたものを、フルカラーで印刷することができるようになったそうだ。もちろん、販促チラシだけでなく、提案書や会議資料などもカラー印刷の方が見栄えが良く、内容も伝わりやすくなるのは言うまでもないだろう。

※2  A4普通紙片面、RISO GDインク F使用時。カラーは解像度300dpi、測定画像にISO/IEC24712に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711に基づく測定方法によって算出。モノクロは解像度600dpi、測定画像にISO/IEC19752に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711に基づく測定方法によって算出。用紙代別。