災害時のバックアップ電源としても威力を発揮
「日産リーフ」は、停電時でも多くの家電に同時に給電できるため、前述したように災害時のバックアップ電源としても活用できる。実際、2019年9月に台風15号の影響によって千葉で大規模停電が発生したときには、日産自動車がリーフを避難所や福祉施設などに配備し、スマートフォンの充電をはじめ、冷蔵庫、エアコン、扇風機などを稼働させるための電力供給を実施した。
台風15号の際はスマートフォンや携帯電話の充電用にリーフが活用された。自宅でも災害時にバックアップ電源として使うことができる
このとき、日産リーフの所有者の中には「EVに蓄えた電力でエアコンや冷蔵庫などを動かし、熱中症を避けることができた」と言う人もいたという。もし自宅周辺地域の停電がなかなか復旧しなくても、通電している地域に行って充電してくることもできる。まさに“走る蓄電池”といわれるように、災害時にも役立つ頼もしい車なのだ。毎年のように各地に甚大な被害をもたらしている台風や、予測できない地震などの自然災害に備えられるのは心強い。
このように経済的な家庭用電源としてだけでなく、災害時のバックアップ電源としても威力を発揮する「日産リーフ」。今なら、各自治体の補助金やクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金、エコカー減税を受けられるメリットもある。スムーズな加速や静寂性、快適な乗り心地といった本来のEVとしての魅力や環境への優しさといった付加価値も踏まえ、「日産リーフ」の活用を検討してみてはどうか。