ストレスフリーな通勤と生活コストの低さが魅力

 U/Iターンでは、仕事選びの視点と共に住みやすさの視点が欠かせない。福岡市民の95.4%が住みやすさを実感している(「19年度市政に関する意識調査」)。

 その理由は何か。まず家賃が安い。2LDK、3LDKのマンションの家賃の目安は東京の約6割だ。東京の渋谷を起点とした東急田園都市線沿線と、天神を起点とした地下鉄沿線の家賃を同様の距離で比較すると、渋谷駅周辺の家賃36万円に対し天神駅周辺は12万8000円、用賀駅17万5000円に対し姪浜駅は8万8000円で済む。コンパクトな街なので飲み会にかかる料金や終電を逃して深夜タクシーで帰るときの運賃も東京より圧倒的に安い。新鮮な魚料理や屋台をはじめとした福岡の食を心ゆくまで楽しむことができる。

 さらにうれしいのが通勤時間の短さ(「総務省 16年社会生活基本調査」他)で、福岡・北九州大都市圏は38分。関東大都市圏の51分や近畿大都市圏の43分に比べるとその差は歴然で、家賃の安さを生かして職住近接を実現させればストレスフリーな通勤が実現できる。そして何よりも「市民の気質は、お祭り好きで、飲み会好きで、親切で人情味があり、“よそ者”を歓迎するオープンマインドにあふれていて、人間関係の距離感もちょうどいい」(中村係長)ことから、転職・起業しても人間関係に悩むことはなさそうだ。

ビジネスパーソンが移住を考えるとき第1候補にしたい「この都市」(左上) 市内の各所で屋台が楽しめる
(左下) 名物の辛子明太子は酒肴にも最適
(右) 博多の総鎮守「お櫛田さん」。櫛田神社の祭りの様子
(いずれも写真提供:福岡市)

 第一線で働くビジネスパーソンのU/Iターンでは、「働き口」と「住みやすさ」という2つの視点から都市を選ぶことが重要だが、福岡市に移住をすると、その全てが手に入る。ビジネス環境、住環境や文化レベル、食の質とコスパの良さ。そして何よりも親切で人情味にあふれる市民たち。U/Iターンの第一候補はここに決めた。

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