ハラスメントの未然予防と
職場の風土改善に役立つ

日本能率協会マネジメントセンター
組織・人材開発事業本部
豊久健太郎本部長

 VRを開発した同社の組織・人材開発事業本部・豊久健太郎本部長は、「VRが普通の動画と違うのは、感情体験をすることでハラスメントが『自分ごと』になること。通常のハラスメント研修では斜に構えていた人も、突然前のめりになって話し始めます。ゴールは、対話の重要性に気付き、職場に戻って対話に取り組んでもらうこと。ハラスメントの未然予防だけでなく、職場の風土改善にも役立つと考えています」と語る。

 VRハラスメント研修は最大50人までの対応が可能で、3時間という短い時間で完了する。最新のテクノロジーの導入で、研修の効率化も図られているのだ。「一人一人が時代の変化に対応できなければ、必然的に世代間ギャップが生まれ、ハラスメントは起こります。解決するためには、知識とともに“気付かせる”教育が必要。私たちは、eラーニング、通信教育、VRの三位一体で、企業が抱えるハラスメントという課題への解決を支援していきたいと考えています」(岩崎副本部長)。

VRハラスメント研修のコンセプトは「対話が 促進されるハラスメント研修」(豊久本部長)
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