テレワークに必須の機能とは
Surfaceは、「Windows 10」や「Office 365」を含むサブスクリプションサービス「Microsoft 365」と組み合わせることにより最大のパフォーマンスを発揮する。ここで改めて、テレワークを行うPCには、どんな機能が必要なのかを考えてみよう。
1つ目は、持ち運びに適した軽量さ。Surfaceの場合、最も軽量のSurface Goは画面サイズが10.5インチ、重さ522グラムから。12.3インチ画面のSurface Pro 7でも775グラムからと、小型軽量で持ち運びしやすい。
2つ目はセキュリティ機能。社外で利用するPCには、高いセキュリティ機能が必須である。Surfaceには、標準搭載されたフロントカメラを使って本人の顔で生体認証を行う機能があり、別人がPCを利用しようとしても、システムが起動しない仕組みになっている。万が一、PCが盗まれた場合にも、容易に利用ができないのは安心だ。また、Microsoft 365内のセキュリティ機能から、サイバーセキュリティ対策を行うことができる。
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3つ目はオンライン会議のしやすさ。自宅からオンラインで打ち合わせをする際などには、Microsoft 365に含まれる「Teams」というサービスでビデオ会議機能が利用できる。フロントカメラや集音性の高いマイクも標準搭載されているので、テレワークのために新たにマイクやカメラを購入する必要がない。
4つ目は共同編集のしやすさだ。Teamsでは、オンライン上のストレージサービスの「OneDrive」で、業務データのセキュアな保存はもちろん、社内外の必要メンバーが必要データにアクセスして閲覧・編集することが可能だ。また、Teamsで「Microsoft Whiteboard」を活用すれば、会議室にいる人もいない人も、全員オンライン上の同じホワイトボードを見て話したり、同時に書き込んだりすることができる。
また、自宅にネットワーク環境がないという社員もいるだろう。そうした場合にも、SurfaceにはLTE対応機種があり、常にネットワークを利用しながら業務を行える。外回りが多い営業職などのスタッフにも便利だ。
Windows 10の最新機能に最適化
DaaSのデバイスとしてSurfaceを選択することには、さらに大きなメリットがある。「皆さんに使っていただいているWindows 10は、Surfaceをベースに開発しています。Windows 10の進化に合致したデバイスがSurfaceなのです」(川喜田氏)
Windows 10はこれまでのWindowsとは異なり、年2回の大型アップデートが行われ、機能が進化していく「Windows as a Service」として開発されている。この開発のベースモデルとなっているのがSurfaceなので、Windows 10の最新機能は、新しいSurfaceを利用していればすぐに利用できることが多いのだ。例えば、企業のPC利用においては、必要なソフトを複数台にインストールするキッティングといわれる初期設定作業が必要になる。Windows 10の機能「Windows Autopilot」を使えば、離れた場所にあるPCも一斉に初期設定を行える。
ビジネスには欠かせないOffice機能についても同様だ。DaaS+Surfaceを利用していけば、Microsoft 365の最新機能もすぐに利用できることになる。
社員のさまざまな働き方に配慮し、生産性を高めたいと考える企業にとって、「DaaS+Surface」は最強のパートナーとなりそうだ。