オンラインならではの双方向コミュニケーション

 また、企業が行うプレス向け発表会などでは記者との質疑応答が催されることが多い。その場合、WEBENTではイベントの醍醐味ともいえる双方向のコミュニケーションを促すツールも利用できる。

 例えばコメント表示機能。一般的なオンライン会議システムでも、参加者がコメントを自由に書き込める仕組みになっているものもあるが、WEBENTでは参加者が自由にコメントを書き込める上、閲覧機能によって主催者側がコメントの表示/非表示を管理できる機能が付いている。主催者が事前にコメントをチェックし、不適切なものや、場にそぐわないものは取り除くことで、イベントの意図と熱気が保てるわけだ。セキュリティーの面でも安心なため、外部から参加する記者もコミュニケーションツールとして安心して使うことができる。

 このように訴求効果の高い演出を行い、細かな気配りが可能なのは、長年数多くのイベントを手掛けてきたディーフレックスならではといえる。

画面上の「投票」ボタンを押すことで主催者側から視聴者に対してアンケートへの投票を促せる。投票時間内に選択された内容の集計も可能で、投票結果は主催者側のみでの確認、または視聴画面への表示もできる参加者は画面上の「投票」ボタンを押すことで主催者側からのアンケートに参加できる。投票時間内に選択された内容の集計も可能で、投票結果は主催者側のみでの確認、または視聴画面への表示もできる
拡大画像表示

 秋庭代表取締役は、「当社は常に、『生涯記憶に残る特別な瞬間を創造する』ことを目指してイベント企画・制作を行っています。リアルなイベント作りで培ってきたこの信念を、オンラインイベントでも貫いていきたいと思っています」と語る。

イベントの新しい価値を創造し、「強い企業づくり」を支援する

ディーフレックス WEBENT開発責任者
深田博士 氏ディーフレックス WEBENT開発責任者
深田博士

「生涯記憶に残る特別な瞬間を創造する」をポリシーとして提供されるWEBENTは、企業理念の共有による組織力強化や社員のモチベーション向上、顧客満足の向上といったさまざまな効果をもたらす。

 単なる情報伝達の場ではなく、視覚的な効果や演出を駆使しながら主催者の思いを伝え、参加者と共有するイベントなので、おのずと熱量が高まり、感動や共感が生まれるからだ。

「他のオンラインイベントサービスとWEBENTの大きな違いは、企画から制作スケジュールの作成、コンテンツ制作、運営、配信まで、全てのサービスをワンストップで提供できる点です。企画やコンテンツ作りは制作会社、映像配信は配信会社といったように、ばらばらに発注する必要がないので管理が容易ですし、企業のアイデンティティーやイベントごとのテーマに沿って、統一感のあるイベントに仕上げることができます」(深田氏)

 その結果、伝えたい情報やメッセージに対する理解も深まり、何の演出もないWeb会議システムなど他のオンラインイベントとは比べものにならない訴求効果が得られるのだという。

「例えば、優秀者表彰式を行う場合、Web会議システムを使い、限られた人数だけで表彰式を行うよりも、大掛かりなバーチャルステージを設け、全社員が見守る中で華やかなセレモニーを行った方が、はるかに大きな感動が得られ、承認欲求が満たされるはずです。数多くのイベントを手掛ける中でお客さまの声を伺っていると、『会社を強くするため、もっと組織力を高めたい』とか、『よりいっそう愛される会社になりたい』といった要望が多いことを実感します。社員のモチベーションを高め、顧客満足を向上させるWEBENTは、そうしたニーズを十分に満たせるサービスであると確信しています」(秋庭代表取締役)

イベントごとにオリジナルのストリーミングウェブサイトを制作することで、特別のイベント感を演出するイベント毎に、オリジナルデザインの閲覧サイトをオープンする。ウェブサイトのため、インターネット環境があれば誰でも簡単にアクセス可能
拡大画像表示

 組織力強化を促すという点で、WEBENTのオンラインイベントにはリアルを上回るメリットもある。どこにいてもリアルさながらの舞台や演出が視聴できるので、国内外の全ての拠点にいる社員を参加させることができるのだ。リアルな全社会議を行うとなると、交通費や宿泊費が相当な額になるが、バーチャルであればそれらの費用はまったく不要となり、会議の回数を増やすこともできる。また、グローバルで事業展開する企業にとっても、今まで国内外の社員が一堂に会することは難しかったが、それが実現できる新しいイベントのスタイルといえる。