アフターコロナで重要度を増すMDM
多様なモバイル端末を一元管理し
新しい働き方にも柔軟に対応

テレワークの拡大に伴い、デバイス管理という課題が浮上している。社員が日々使っているノートPCやタブレット、スマートフォンなどのモバイル端末を、いかにセキュアかつ効率的に管理するか。デバイスの台数が多いほど、課題は切実だろう。そこで、改めて注目を集めているのがMDM(Mobile Device Management)というソリューションである。

 緊急事態宣言を受けて、幅広い業種業態でテレワークの導入が進んだ。一方で、テレワーク下で従業員が使うノートPCやタブレット、スマートフォンなどのモバイル端末をどう管理するかという課題が浮上している。

林 正寿
アイキューブドシステムズ
取締役
営業本部長
(写真はオンライン取材中のものです)

 オフィス以外の場所でデバイスを使わせることに、セキュリティー上の不安を感じている経営者は少なくないだろう。紛失や盗難、情報漏えいなどのリスクに対していかに備えるか。システム部門による運用の問題もある。数人程度ならばともかく、数百人、数千人分のモバイル端末の管理となると、人手では追い付かない。

 もともとテレワークは、働き方改革の一つの取り組みとして注目されていたが、“アフターコロナ”で導入が加速するという見方もある。そうした中で、新しい働き方をより安全かつ効率的に実現するために、改めてモバイル端末を管理するMDMへの関心が高まっている。

多様なモバイル端末を
セキュアに活用する 

川村 豪
アイキューブドシステムズ
営業本部
営業部 アカウントマネージャー
(写真はオンライン取材中のものです)

 ここ数年、外出先で働くスタイルが広がる中で、MDMを導入する企業は徐々に増えていた。当初は、デバイスの紛失・盗難時の備えを目的とするケースが多かった。MDMがあればデバイスを紛失したとき、ネットワーク経由でデータを消去したり、ロックをかけたりすることができる。重要データが入っていても、出先で安心して端末を利用することができる。

 その後、MDMはさらに機能を高度化させてきた。テレワークを導入する際にも、MDMは大きな役割を担う。MDMの国内シェア9年連続トップ(ミック経済研究所調べ)を誇る「CLOMO MDM」を提供するアイキューブドシステムズで取締役営業本部長を務める林 正寿氏は、緊急事態宣言下の状況についてこう語る。

「従来は一部の部門だけが対象でしたが、これを機に、全社的にテレワークを導入した企業は少なくないと思います。今回の突発的な環境変化に直面して、企業に問われたのが柔軟な対応力ではないでしょうか。『CLOMO MDM』を導入していたお客さまからは、『おかげで、テレワークを迅速に導入できた』という声が多く寄せられています」

問い合わせ先

株式会社アイキューブドシステムズ
東京オフィス
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