Aカードホテルシステムが提供する「Aカード」。全国476の加盟ホテルの利用でポイントがたまり、高い還元率でキャッシュバックが行われる。出張の多いビジネスパーソンから圧倒的な支持を得て、今年会員数は111万人を超えた。その強みと特徴を、内藤信也社長に聞いた。
Aカードホテルシステム
内藤信也
代表取締役
内藤信也
代表取締役
Aカードの最大のポイントは、還元率の高いキャッシュバックシステムにある。宿泊料金100円(税別)ごとに10ポイントがたまるシステムで、例えば1泊5500円の部屋に10泊すると5500ポイントがたまり、フロントで現金5000円(還元率9%)を受け取ることができる。
ポイント数が増えると還元率も上がり、9750ポイントで1万円(還元率10.3%)、1万9000ポイントで2万円(還元率10.5%)のキャッシュバックが実現する。
Aカードホテルシステムの内藤信也社長は、「通常、ホテルのポイントカードは、ポイントをためると無料宿泊ができるなど、そのホテルでのさらなるサービス提供に限られますが、Aカードは現金で還元されるため、宿泊者は食事代やお土産代など、そのお金を“お小遣い”として自由に使うことができるのです」と、キャッシュバックの利点を強調する。