社会で活躍する先輩たちが
直接キャリア支援
立教大学では、就職=ゴールとは考えていない。卒業後の人生においてキャリアを切り拓いていく力が大切だと考えている。そのチャレンジを支えるのがOB・OGである校友の存在だ。
キャリアセンターでは2016年から、学生を支援する「GLC(立教グローバル/ ローカルキャリア支援)ネットワーク」を組織。多様な企業で活躍する30~40代のOB・OGが、学生と協働してオープンイノベーションとも呼べる特別企画プログラムを実施している。
「学部や学年が違っても、集まればアイスブレークの必要もなくすぐに打ち解けて力を合わせられるのが、立教卒業生のDNA。就職支援でも"OB /OG検索システム"に約3万4000人の先輩たちがボランティアで登録し、後輩たちの成長を手助けしてくれています」(佐々木教授)
現在、校友数は約21万人に及び、国内外のさまざまなシーンでつながりを深めている。
「校歌の中に"愛の魂正義の心" "自由の学府"という歌詞がありますが、それがまさに立教の良さであり豊かさだと思います。人生は非連続ではなく、学生時代の幅広い経験や学びが、その後の人生に影響を与えます。時代の転換期だからこそ、キャリアの土台となる4年間を大切にし、夢を抱いてチャレンジしてほしいと思います」(和田社長)