リモートワークの常態化によってパソコンを安全に扱うサービスへのニーズが高まっている。デスクトップ仮想化(VDI)はその一つだが、利用者数が増えるほどコスト増がネックだった。この課題を独自技術で解決したのがジェイズ・コミュニケーションの「RevoWorks Desktop(レボワークスデスクトップ)」だ。
ジェイズ・コミュニケーション
RevoWorksビジネスユニット責任者 中村時彦氏なかむら・ときひこ/2010年、ジェイズ・コミュニケーションに入社。RevoWorksシリーズの企画・開発に携わる。現取締役執行役員。
RevoWorksビジネスユニット責任者 中村時彦氏なかむら・ときひこ/2010年、ジェイズ・コミュニケーションに入社。RevoWorksシリーズの企画・開発に携わる。現取締役執行役員。
大半の社員が在宅勤務をするようになったことで、企業のセキュリティー対策の難易度は格段に上がっている。
それぞれの社員が自宅でパソコンを使い、インターネットに常時接続することでウイルス感染や業務に関するさまざまなデータの流出などの被害にさらされる危険が高まっているからだ。ネットワークを通じて社内サーバーに伝染すれば、重要なデータが盗まれたり、社内システムを人質にされ、法外な身代金を要求されたりする恐れがある。
こうしたリスクを避けるための有効な手段の一つが、デスクトップ仮想化(VDI)である。
OSやブラウザ、オフィスソフトなどの基本ソフトは全て社内のサーバー上に置き、社員は手元のパソコンに表示されるサーバー上のデスクトップを操作しながら仕事を行うというのが仮想デスクトップの仕組みだ。
作成した文書ファイルなどはサーバー上に保管され、パソコン上には残らないので、ウイルス感染などの被害を受けても、その影響が社内システムに及ぶことはない。安全な環境下でリモートワークを実践できるソリューションだといえる。