フレンドリーな社風は「思い」の共有から
一般に外資系には「成果主義」「人間関係がドライ」といったイメージがあるが、クーパービジョン・ジャパンの社員たちは良い意味でそれとは真逆の会社だと口をそろえる。社風は一言で言えば「フレンドリー」。親しみやすく、人に共感するといった価値観を共有し、実践することが、世界のどの拠点でも企業文化として根付いている。フレンドリーな社風は「働きやすさ」や「チームワークの良さ」の土壌となっており、20年には米国の製造拠点がFortune's Best Large Workplaces(働きがいのある会社)の一つに選出され、『フォーチュン』誌に掲載された。
「日本法人はまだ、155人のファミリー感のある組織ですので、新人でも重要な役割を担うことになると思います。新しい人材に、『入ってよかった』『この会社ならキャリアを構築できる』と思ってもらえる環境づくりを強化していきたいと思っています」(井上社長)
役員は全員が中途採用で多様性に富んだ組織だが、ビジョンを共有し、ワンチームで事業に取り組んでいる
近年、スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスの普及によって現代人は目を酷使している。『見る』という日々の経験を「もっと素敵なものに」するために、クーパービジョン・ジャパンの果たす役割は、ますます大きくなっている。