過疎地域の経営課題の解決にも役立つ
「ワンダーレジ」は画像認識で商品やバーコードを一括認識でき、店員が行うレジ業務を代替し、人手不足の解消や店員の生産性向上に寄与する。
ターゲット領域は、職域内小規模店舗や、道の駅・高速サービスエリア、スタジアム内売店、小売店舗やスーパーマーケットなど。これまで「ワンダーレジ」を導入した店舗では、省人化と販売機会の増加や利用者増による売り上げアップを実現、リピート客の獲得にも貢献しているという。
「商品の画像を識別するため、バーコードがない野菜の販売にも対応可能で、ワンダーレジを導入した北海道新冠(にいかっぷ)町の野菜直売所では、地域のシニア男性が積極的に使うようになり、子どもたちに先端技術に触れさせたいという母親も。来店者数が増加し、売り上げ金額が前年同月比で187%になっています。
サインポスト
鵜飼 篤 執行役員
イノベーション事業部長
鵜飼 篤 執行役員
イノベーション事業部長
お店の方から『ワンダーレジがお客さまを連れてくるんです』というお言葉もいただき、こちらの想定以上の反響がありました。ワンダーレジは、地方創生や過疎地域の経営・業務課題の解決の一助となる可能性を持っています。
また、弊社の技術はさまざまな業務に応用が可能で、例えばバーコードの一括読み取り機能を活用したピッキング作業の効率化など、用途は限りなく広がると考えています」と鵜飼篤執行役員イノベーション事業部長は導入効果を語る。