一都三県においては、トップクラスの賃貸仲介件数を誇るタウンハウジング。本社に掲げられた路線図を、店舗網のピンが埋め尽くしている
管理会社の優劣を見極めるバロメーターの一つに稼働率がある。タウングループの稼働率は19年以降、年間平均値が98%超で推移しており、特に一括借り上げ方式、いわゆるサブリース物件の稼働率は近年99%を超える月も多い。その高いリーシング力を支えているのが創業以来40年の経験則から生まれた時期や状況に合わせた施策と、それに取り組む社員の意識の高さだ。
アレップス 広報室
江上 琢 取締役室長
江上 琢 取締役室長
「年間を通じて場面に応じた細かい取り組みを行っていますが、中でも6月には『みなづきキャンペーン』と称し、繁忙期に成約に至らなかった物件をフォローすべく、大掛かりなキャンペーンを行います。このキャンペーンはスタート時にキックオフイベントを行い、事務などの間接部門も現地で物件の清掃を行うなど、全社が一丸となってリーシングに取り組みます。一例ではありますが、このようにグループ内の各部門が目標を一つにして協力することでシナジー(相乗)効果が生まれやすいのも、私たちの強みの一つです」(広報室・江上琢取締役室長)。