お客さまの生活に寄り添ったメリットを提供することで、次世代金融の担い手を目指す

au PAY カードの進化で
ポイントを高還元

 通信各社が経済圏戦略を強化していく中、同社は、au PAY カードにおいて大きな二つの施策を打ち出した。一つは2月にサービス性を大きく変えたau PAY ゴールドカードだ。

 au PAY ゴールドカードでau通信料金を支払うと最大11%を還元、auでんきの支払いでは3%(最大11%)、ショッピングサイトの au PAY マーケットの利用で8%(最大18%)など、auのライフデザインサービス利用者へのメリットを大きくした。

「au PAY 残高へチャージした際には、2%の還元としています。家族カードをお持ちの場合は、ご家族のau通信料金も1年間最大11%を還元します。さらに、au PAY(コード支払い)との連携強化のため、12月にリアルタイムチャージサービスをリリースしました。事前にau PAY(コード支払い)でリアルタイムチャージを設定いただくと、ご利用の際に残高が足りなかった場合に自動で不足分がチャージされます。また月間での合計チャージ上限額の設定も可能です。ユーザーエクスペリエンスと安心性を追求したサービス設計となっています」と今回のサービス変更に自信を滲ませる。

ネット生活に直結した
手厚い新規入会特典

 もう一つは、12月に行ったau PAY カードの新規入会特典の変更だ。「入会特典の最大1万ポイント(ゴールドカードは最大2万ポイント)還元をお客さまの生活へより寄せることで、メリットを感じてもらうよう変更しました」。

 au PAY カードをお持ちのお客さまは、au PAY(コード支払い)、au PAY マーケットで利用する傾向が強いため、au PAY 残高へのチャージは、入会最大6カ月間10%を還元(最大3500ポイント。ゴールドカードは最大8500ポイント)するなど、特典の見直しを行った。また、公共料金の支払いをau PAY カードにするだけで、3000ポイントを還元。21年3月からは、入会特典ではないが、auの通信料金プランによっては、au PAY カードで支払いをすれば、毎月100円割り引かれるなど、生活を意識した特典となっている。

 いわば、この二つの施策は、au PAY カードの入会を契機に、ユーザーに最大限のメリットを提供し、au経済圏へ定着させる設計だ。

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