エクセル活用時から
業務時間を1/10に削減

 エクセルによる業務管理の課題を解決する手段として、多くの企業から支持されているのが、ラクスのクラウドサービス「楽楽販売」である。

 図1は、販売管理に要する時間をラクスが調査したもの。エクセルでの管理に比べて、楽楽販売は業務時間を10分の1に短縮することが可能だ。引き継ぎや書類作成などにかかる時間を積み重ねると、大きな差が生じる。それは、ビジネスの競争力にも影響を与えるだろう。

図1 販売管理にかかる時間を10分の1に

エクセルによる業務処理では、データの二重入力や部門間の引き継ぎ、書類作成などに多くの時間がかかる。楽楽販売で時間を10分の1に短縮でき、バックオフィス業務のコスト削減にも寄与する
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ラクス
BOクラウド事業本部
楽楽販売事業部 営業3課
村上良平 氏

「社員数や顧客の数などビジネスの規模が小さいうちは、エクセルで十分対応できるケースが多いと思います。しかし、事業がある程度成長すると、取引先などが増えて人手では業務を回せなくなることが多い。あるいは、経営管理のレベルアップにより、管理項目の粒度が細かくなり、エクセルでは対応できなくなる場合もあります」と語るのは、ラクスの村上良平氏である。

 ラクスはこうした企業の課題に向き合い、その解決アプローチとして楽楽販売を提供している。村上氏はこう続ける。

「楽楽販売はもともとデータベース構築ツールとして開発され、販売管理の機能を拡充してきました。多くの部門が入力し、蓄積されたデータを基に、リアルタイムで正しい情報を参照することができます。楽楽販売に集約されたデータは、見積もりや案件などの管理、受注管理、請求管理などさまざまな業務で活用されます。そのデータは、そのまま帳票作成に活用することもできます」