テレワークによって、領収書などの「紙」を扱う間接業務の課題が明らかになった。緊急事態宣言下、証憑(しょうひょう)を扱うためだけに出社した経理担当者も多いだろう。課題解決アプローチの一つとなるのが、BPOサービスの導入だ。煩雑なノンコア業務を外部に委託し、コア業務への集中を実現することもできる。
SB C&S
佐藤久嗣 サービスデザイン統括部
先端サービス営業推進室
室長
佐藤久嗣 サービスデザイン統括部
先端サービス営業推進室
室長
テレワークが多くの企業に広がる中で、業務の課題も浮き彫りになっている。「はんこ出社」が話題になったが、多種多様な「紙」の存在が効率化を阻む要因になっているのだ。
「テレワーク環境の整備が進む一方で、働き方を変えにくい職種もあります。財務や経理などの間接部門はその一つ。紙の請求書や領収書などを扱う業務については、出社する必要があります。緊急事態宣言下で、こうした間接業務がボトルネックになったケースも多いのではないでしょうか」と語るのは、SB C&S先端サービス営業推進室の佐藤久嗣室長。ソフトバンクグループの一員である同社は、間接業務を中心にBPOサービスを提供している。