「RPAを導入したが効果が出ない」と悩む企業がまずやるべきこととは何か

価値創造に向けたIT投資のためにHinemosの活用を

「RPAを導入したが効果が出ない」と悩む企業がまずやるべきこととは何かNTTデータ先端技術株式会社
ソフトウェアソリューション事業本部
ソフトウェア基盤事業部 Hinemos担当
部長 大上貴充氏

 Hinemosについて補足しておこう。Hinemosはサーバー機器やネットワーク機器を中心としたITシステムの基盤から業務フローまでを統合運用管理するソフトウェアである。「収集・蓄積」「見える化・分析」「自動化」の3つの基本機能を持ち、SoR(System of Record)と呼ばれる、企業内業務を支える堅牢性や信頼性が求められる基幹系システムと、SoE(System of Engagement)と呼ばれる。変化を前提とした顧客接点のためのシステムの双方に対して、サービス機能を提供。予測と予防の自動化により、ユーザーの運用コストの削減を支援している。

「デジタル・トランスフォーメーション(DX)の流れの中で、ビジネスにおけるIT活用は必然となっています。そのために多くの経営者はIT投資に予算を割いていると思いますが、予算をつけたらそれでよしとするのではなく、内訳として何に使われているかをきちんと見るべきです」。こう話すのは、プロジェクト全体の責任者であるHinemos担当部長の大上貴充氏だ。

 ITシステムは、構築した後の運用にかかるコストが膨大になる。何も考えず、DXをスローガンにIT化を進めていくと、システムの増加や、複雑化を招くことになり、当然、その分の運用コストがかさむ。

「既存のシステムの運用にかかるコストや人件費、人の時間をいかに削って、新しい価値を生み出すITの活用やシステムの開発に振り分けられるかが、DX時代の生き残りのカギと言えます。価値創造に向けたIT投資を実現するためにも、コスト削減の手段として、Hinemosのようなツールを活用していただきたい」と大上氏は訴える。

 Hinemosは、2020年3月にRPAと業務システムをシームレスに統合運用管理する機能をリリースした。現状では、国内でトップクラスのシェアを誇るNTTアドバンステクノロジのRPAツール「WinActor」に対応している。今後は、他社のRPAツールへの対応も検討している。

「RPAの導入効果は誰もが認めるところでしょう。現在は、その効果をもっと上げていく、適用先を広げていくフェーズにあると思います。Hinemosはその時に、現状を把握し、しっかり分析して次につなげていくとか、見えてきた課題や自動化による弊害、リスクを低減していくとか、さらに業務全体の自動化を目指していくことをサポートします。これを優れたコストパフォーマンスで実現できるのは、Hinemosだけだと言っても過言ではありません。ぜひ、RPAツールの運用管理に選択していただきたい」。谷越氏はこう締めくくった。

●問い合わせ先
NTTデータ先端技術株式会社 Hinemos担当
https://www.hinemos.info
【問い合わせフォーム】
https://www.hinemos.info/estimate
Hinemos WinActor管理機能の詳細につきましては、Hinemosソリューションセミナ2021 (4月16日オンライン開催)でもご紹介をいたします。
https://www.hinemos.info/seminar/HinemosSolutionSeminar2021

 

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