言葉の壁を意識させない機械翻訳を世界共通語に

2014年に設立されたみらい翻訳は、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、パナソニック、翻訳センターの出資を受け、NTT、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)とも技術提携をしている機械翻訳の専門企業だ。プロ翻訳者と同等の翻訳精度を実現し、製品・サービスに対する顧客の愛着・信頼度を数値化したNPSも高い。目指すのは、”普段使い”の翻訳サービスだ。

言葉の壁を意識させない機械翻訳を世界共通語にみらい翻訳
鳥居大祐
取締役 COO&CTO

「機械翻訳はエポックメーキングな技術によって、その精度が大きく変わりました」と語るのは、みらい翻訳COO&CTOの鳥居大祐取締役。その技術こそが、人の脳を模した仕組みであるニューラルネットワークを活用した「ニューラル機械翻訳」である。従来の「統計的機械翻訳」とは全く異なるアプローチによって、翻訳レベルが格段に向上した。

 同社の翻訳サービス「Mirai Translator」はプロの翻訳者と同等の精度を発揮する。「当初は、TOEIC700点の人のレベルを目指していました。それがニューラル機械翻訳によって、960点以上の人の翻訳とほぼ同等になりました」(鳥居取締役)。これは実用上全く支障のないレベルだといえる。

 Mirai Translatorは日本語と英語、日本語と中国語に対応し、22言語の多言語オプションも用意されている。翻訳モデルとしては、一般的なビジネスシーンやテクニカル文書向けの「汎用モデル」と、契約書や法務、財務など専門性の高い文書の翻訳に特化した「法務・財務モデル」が提供されている。

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