使ってみるだけで
データ分析の意義や実践方法が分かる
小野 「Prediction One」は非常に使いやすいので、特に文系出身の社員には利用を強く勧めています。取りあえずデータを流し込み、いろいろボタンを押すだけでも、さまざまな分析結果が表れるので、驚きとともにデータ活用への興味が高まるようです。
高松 データ分析は、専門書を読んだり話を聞いたりしても、なかなか実感がつかめないという人が多いものです。実際に手を動かして結果を出した方が理解は進むはずなので、まずは使ってみることが大事だと思います。その意味で、「Prediction One」はデータ活用の意義や実践方法を知るのに適したツールではないかと自負しています。
小野 今後も社内で「Prediction One」の導入をアドバイスしていきたいと思っていますが、一つだけ要望するとすれば、予測分析に使う表形式データの前処理がもっと簡単に、自動でできるようにしてほしいですね。取り込むデータが事前にしっかり整理されていないと、余分なデータまで読み込んでしまうことで大きな分析ミスが生じかねません。
さらに言えば、今後いろいろと改善されると思いますが、なるべく余分な機能は追加せず、「シンプルに使えるデータ分析ツール」という持ち味だけは保っていただきたい。
高松 貴重なご意見をありがとうございます。今後、予測精度をさらに高めたモデルを開発し、分析に要する時間を短くするなど、メインの機能を磨き込んでいくつもりですが、一方で、「Prediction One」の特徴である使いやすさもさらに徹底追求していきます。
最後に、AGCにおける今後のDX推進やデータ活用の目標について聞かせてください。
小野 DXというと、生産性の向上や品質改善といったことばかりにフォーカスが当てられがちですが、AGCはビジネスモデルを大きく転換し、会社全体として、より新しいことに取り組むためにDXを推進していきたいと考えています。そのためには、社内におけるデータ活用の取り組みをもっと積極化していきたい。「Prediction One」をはじめとするデータ分析ツールの活用も広がるはずですので、今後もより良いツールの開発を通じて支援をお願いします。
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