DXの全フェイズをやり遂げるGRIT力と
新たな価値を生み出し続ける力を養う
松尾 拓 氏
富士通総研にて、商社・卸売業、消費財メーカー、小売業界のお客様に対し、販売管理基幹業務改革、営業フロント活動改革、マーケティング改革、新規ビジネス立ち上げなどを支援。Ridgelinez では、戦略検討からソリューションの提案や実行支援まで全行程に携わる。
鈴木 これまでデザイン思考を活用してサービスデザインに取り組んできましたが、ユーザー調査などの定性のみのアプローチに限界を感じていました。これまでの定性的な調査に加えて、人をデータでとらえる定量的なアプローチと組み合わせることで、より人に寄り添ったサービスデザインができると考えていました。Ridgelinezに来たことで、ビジネスやテクノロジーを掛け合わせて社会実装できる環境になったと思っています。
一方で、多様なプロフェッショナルが共存するがゆえの、メンタルモデル(個人が人や物に対して持っているイメージ)や共通言語のギャップへの対応が課題です。ただ、異なる背景を持つ者同士のコラボレーションには互いのコミュニケーションが欠かせません。接触の量と質を高めて差異があるからこそ生まれる価値を出していきたいと考えています。
田代 私はお客様とのリレーションという点で、Ridgelinezらしいスタイルを早く確立したいと考えています。Ridgelinezでは、DXの戦略策定から実装まで、顧客のチェンジリーダーと現場の方々の間をつなぎ、変革を支援していますが、経営と業務の両面の知識や知見が求められる場面も多く、対応には膨大なインプットが必要です。そしてそのインプットをベースに、お客様の組織の一員としてプロジェクトを担う意識を持つことが必須です。
日本は欧米に比べてDXが進んでいないといわれがちですが、日本の企業だからこそできるDXがあると考えています。Ridgelinezならではの新しい発想、富士通が培ってきた知見を融合し、ともに組織の一員として伴走する中で、最適解を見出したいと考えています。これについて皆さんはどう考えていますか?
田中 新規事業やブランド・サービスを提案するうえで、徹底したいのはRidgelinezのブランドで大切にしている「“人”起点」です。私はデジタルとビジネスをヒューマンインサイトに基づいた発想力でつなぎ、ブランド戦略からサービス設計、そして社会実装までを一気通貫で実現できる人材になれたらと切に願っています。
川口 お客様や世の中の市場がこの先も変わり続け、変化することが常識となった未来にも、さらに新しいことを提案し続けること、それはコンサルタントに課されたミッションです。それを胸に刻みつつ、お客様自身が次々に起こる変化に対応できる体制を構築するために、私もお客様とともに走り続けたいと考えています。
松尾 私は、「圧倒的に地に足の着いた支援」を提供していきたいと考えています。DXという言葉だけが先走るのではなく、企業やそこにいる人と深く付き合うことで、DXが目標や目的ではなくあくまで「やるべきこと」の実現に必要な打ち手となるよう、お客様の視点に寄り添い続けたいと思います。
鈴木 今後は日本ならではの変革のあり方をお客様とともに実践する、新しい道を開きたいと思っています。日本の企業が元気になり、社会変革の一助になれば嬉しいですし、その分野のパイオニアになっていこうと考えています。
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