生活に欠かせない食料・水・環境の領域におけるソリューションを提供しているクボタ。そのクボタが創業以来培ってきた水と空気の技術、創業者から受け継がれた社会貢献の精神が生みだした製品が、業務用加湿空気清浄機「ピュアウォッシャー」だ。総務のプロフェッショナルである金英範氏が、ウイズコロナ時代だからこそ求められる快適なオフィス空間について語る。

Hite & Co.
金 英範 代表取締役/CEO
外資系企業などを中心に総務・ファシリティーマネジメントを経験してきた「総務のプロ」。2019年に戦略総務に特化したコンサルティングファームHite & Co.を創立。各分野プロとのアライアンスにより、総合的なサービスを提供している。1級建築士、MCR(不動産管理資格)、認定ファシリティマネジャー(CFMJ)の資格を保有。

 コロナ禍によって、従業員にとって効率よく仕事をする場だったオフィスの役割が変わりつつある。外資系を中心に9社の総務を経験し、総務業務のプロであるHite & Co.の金英範(きむ・ひでのり)CEOは、新しいオフィスの役割を「エンゲージメントの強化の場」と位置付ける。

「エンゲージメントは愛社精神、帰属意識と解釈されることが多いのですが、従業員が一方的に会社に思いを寄せるのではなく、結婚と同じように対等の立場で、お互いの成長や幸福のために尽くすという意味です」