清浄な空気はオフィスに
不可欠なコンテンツ

従業員が求める快適なオフィス環境を「空気」で実現「ピュアウォッシャー」は工業用クリーンルームの技術・エアワッシャ技術を採用した加湿空気清浄機

 エンゲージメントを高めるためには、仕事の内容や報酬はもちろんだが、「オフィス環境も重要な要素になる」と金CEO。「これまで従業員は家とオフィスは別物と思い、オフィス環境が多少悪くても我慢して働いていました。だから真夏にエアコンの温度を28度に設定するという指示にも従ったのです。ところがテレワークにより、快適な環境を自分で整備できる家と、それができないオフィスの環境を比較するようになったのです」(金CEO)。

 家とオフィスを比べたとき、快適性の大きな違いはどこにあるのか。1級建築士の資格を持ち空調のスペシャリストでもある金CEOは、「清浄な空気」にあると指摘する。多くの家で空気清浄機が稼働しているが、オフィスでは空気に対する理解が遅れているという。

「テレワーク時代の従業員は、オフィスに出社したときは、チームのメンバーと創造的な仕事ができて、時には冗談を言い合って笑顔が生まれる環境を求めています。それには空気清浄機が生み出す清潔で心地よく感じる空気というコンテンツが大きな役割を果たします。ウィズ&アフターコロナ時代においては、従業員はオフィスに花粉、除菌、消臭対策などに有効な空気清浄機がないなんて“あり得ない”と思っていますよ」

 住宅において空気清浄機が当たり前として活躍し、その性能、機能、水交換やフィルター清掃のしやすさなどユーザー目線で気になるポイントが明確な一方、職場ではどうだろう。「法的に最低限のビル側の機械換気がされるだけで、入居者の空気清浄の観点では明らかに不足し、我慢をしているのが現実です」と金CEO。設備設計の経験をも持つ金CEOは、今後のニューノーマル時代における職場の空気清浄能力を極力住宅に近い観点、ユーザー目線で即効性あるプロダクトを探している中で、クボタが提供している「ピュアウォッシャー」に目を付けた。