時代を切り拓いた名作さえも
超えていく革新の精神
潜水時の経過時間を積算する回転リングを文字盤外周に備え、10時位置のリュウズで設定操作する。SSケース、ケース径42mm、30気圧防水、ラバーストラップ(右からグレー、ブルー、カーキ)。各280万5000円(税込み)
オーデマ ピゲにとって革新とは、自らを超えていくことと同義なのかもしれない。1972年に発表した「ロイヤル オーク」で、ドレスウオッチが主流だった高級時計の世界にスポーツという新風を吹き込んだ。その約20年後、93年に登場した革新作が「ロイヤル オーク オフショア」だ。
当時の高級時計の常識を超えた42ミリメートルの大径ケースにクロノグラフを備えたマッシブなスタイルは、「ロイヤル オーク」の醸し出す繊細な気品とは異なり、“ビースト(野獣)”のニックネームが付けられたほど。だがそれは確実に時代を捉え、次世代に向けて「ロイヤル オーク」の世界観をさらに広げ、補完したのだ。
クロノグラフと並びスポーツウオッチの双壁であるダイバーズウオッチの登場も当然の帰結といえるだろう。2005年に発表した「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」は、独自のスタイルを崩すことなくダイバーズウオッチの本格機能を備え、定石化していたジャンルに一石を投じた。そして先進素材や斬新なカラーリングなどさまざまなチャレンジを重ねてきた。
最新作は、秒表示とインスタント・ジャンプデイトを備えた最新キャリバーを搭載し、カーキ、ブルー、グレーのトレンドカラーをまとう。文字盤のブランドロゴはインデックスや針と同様にゴールドを採用するとともに、3D成形によるイニシャルに変更し、力強い存在感をよりアピールする。
さらに特筆すべきは、ブランド初の交換可能ストラップシステムだ。専用工具を使わず、簡単にストラップが交換できる。交換用ストラップにはラバーの他、カーフレザーも用意され、海と陸での多彩な用途に応える。旅先でも重宝する機能だ。
現代の高級時計には、かつての工芸品的な価値ばかりでなく、使うことで実感できる真価が求められる。日常を共に過ごすことで常にラグジュアリーを味わい、その満足が時を豊かに彩る。そして多様化するライフシーンでは、従来のオンとオフのジャンルにとらわれないインフォーマルなスタイルも欠かせないだろう。
今日オーデマ ピゲが高級時計をリードするのも、そうした先進性を象徴するからにほかならない。それは時代を見据える視座であり、その世界に触れることは今を体感することでもある。多くのビジネスリーダーがオーデマ ピゲを手にするゆえんもまさにそこにあるのだ。
時計作りの様子を最新VR(仮想現実)で体験
上映時間:約5分半
オープン:5月中旬(予定) 予約不要
会 場:東京都中央区銀座6-5-13 B1F
問い合わせ先:オーデマ ピゲ 03-6830-0788
オーデマ ピゲ ジャパン株式会社
〒104-0061 東京都中央区銀座6-5-13
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