新型ウイルス検査でも日本に貢献。世界製薬大手の診断薬事業を担う

ロシュ・ダイアグノスティックス

製薬・ヘルスケア分野で世界をリードするロシュ・グループは、日本で半世紀にもわたって診断薬・医療機器事業を展開してきた。この中核事業を担うロシュ・ダイアグノスティックスのモットーは「診断で医療を変える」。コロナ禍でのPCR検査でも大きな貢献を果たしている注目企業だ。

新型ウイルス検査でも日本に貢献。世界製薬大手の診断薬事業を担うロシュ・ ダイアグノスティックス
カスタマーフロント本部
工藤憲太郎本部長

 ロシュグループ(以下、ロシュ)はスイスを本拠とする製薬・ヘルスケアの世界的大手だ。1896年の創業から125周年を迎える伝統企業でありながら、イノベーションで医療と健康に貢献し続けている。

 このグループ内で診断薬・医療機器事業を日本で展開しているのが、ロシュ・ダイアグノスティックスだ。「ダイアグノスティックス」とは「診断」や「診断法」を意味する英語。カスタマーフロント本部の工藤憲太郎本部長は語る。

「製薬・ヘルスケアではまず治療が注目されがちですが、医療では治療と必ずセットになるのが診断です。治療の必要性や方向性、効果などは診断によって初めて見えてくる。その診断を支える検査に不可欠な診断薬や機器を通じた“診断革命”で日本の医療と社会に貢献することを、私たちは目指しています」

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