新たな顧客体験を生み出し、企業の成長を後押しする

「バーチャルサンプルやバーチャルフォトは、ECサイトなどの顧客接点において販促ツールとしても使えます。リアルな写真撮影の時間とコストを省くことができて、開発期間の早期からバーチャルサンプルを使った攻めのプロモーション施策を打つことまで可能になります」(加藤氏)

アドビ
Creative Cloud Specialist
加藤修一氏

インターネットベンチャー企業でWebデザインやディレクションを経験した後、2013年5月にアドビに入社。主に企業向けに「Adobe Creative Cloud」を用いた業務効率化・ワークフロー改善を提案。Webやモバイルアプリ制作から2D・3Dグラフィックまで、幅広くアドビソリューションの紹介を行っている。

「Substance 3D」を使ってバーチャルサンプルやバーチャルフォトへと移行することは、新たな顧客体験の創出にもつながる。高品質な商品ビジュアルを360度のマルチアングルでチェックしてもらう。自由なカスタマイズを楽しんでもらう。さらにはARやVRへの流用も容易であり、平面では伝え切れない商品を入手した後の体験を、購入前に感じてもらうことも可能になる。「3Dで商品画像を体験した顧客の購買意欲は25%もアップする(MADE.COM)」「AR体験による返品の削減率は30%にもなる(Deloitte Digital)」というデータもある。これからは、こうした3Dを活用した顧客体験を実践できる企業が成長を遂げるだろう。

 日本においては、建築家・隈研吾氏の「隈研吾建築都市設計事務所」でもアドビの動画ツールや「Substance 3D」が生かされているという。建築業界では3Dでの設計デザインだけでなく、高品位なビジュアライゼーションの需要がますます高まっている。このコロナ禍、新しい家具を作るプロジェクトにおいて、CGチーム設計室長の松長知宏氏は「Substance 3D」を使ってリアルな質感を再現しながら、家具のイメージを伝える動画を制作した。(詳しくはhttps://blog.adobe.com/jp/publish/2021/04/22/cc-construction-industry-seminar210226#gs.i3wblbを参照)

こちらは建築関連の「Substance 3D」による制作事例(下)Image by Adobe blog(https://www.adobe.com/jp/products/substance3d/discover/3d-in-architecture.html)

 商品開発から販売までにかかる時間とコストを削減し、企業の生産性を著しく向上させる。リアルサンプルの輸送や廃棄をなくすことで、サステナブルな未来に貢献し、より良い方向に世界を変えようとする企業理念を体現する。顧客とのタッチポイントにおいては、ARやVRを含めた最新の感動体験を提供する。経営者が直面する多くの課題・難題を跳ね返し、事業の成長を支えてくれるのが「Substance 3D」なのである。

 すでに、建築、アパレル、自動車、食品、日用品などの業界では、さまざまなニーズのソリューションとなっている。ビジネスをアップデートするために、アドビの「Substance 3D」を味方に付けるべき時が来ているのだ。

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アドビ株式会社
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https://www.adobe.com/jp/products/substance/contact.html