叡啓大学は、ソーシャルシステムデザイン学部のみの新しい県立大学。SDGsを意識したリベラルアーツ教育を実践し、英語教育や課題解決演習(PBL)を重視したカリキュラムに特徴を持つ。キャンパス内には国際学生寮も備え、実践力・国際教養力・グローカルに活躍できる力を育てていく。
JR広島駅から徒歩10分の好立地にある叡啓大学のキャンパス
広島にユニークな県立大学が誕生した。2021年4月に開学した「叡啓(えいけい)大学」。リベラルアーツを学ぶ"ソーシャルシステムデザイン学部"のみの大学で、入学定員は100人。留学生枠が20人あり、卒業に必要な単位の半分は、英語での授業履修が義務となる。目指すのは、人と社会を前向きに変える人財(チェンジ・メーカー)を育てる"22世紀型大学"だ。
学長は、東芝執行役常務を経て東京大学執行役・副学長を務めた有信睦弘氏。「学問それ自体を探究するのではなく、社会を全体的に捉えるための手段として学問を学び、獲得した知識と技能を実際の場で検証する。叡啓大学はそういう学びの場を提供する大学です」と語る。