設計者の信頼できるパートナーとして、省エネ・環境認証取得のコンサルティングを手掛けるイズミシステム設計。自社開発ソフトを駆使して迅速かつ正確な計算書を作成、省エネ基準の適合性判定をはじめ、「LEED(リード)認証」や「CASBEE(キャスビー)認証」の取得にも豊富な実績を持っている。

 1973年に設備設計事務所としてスタートしたイズミシステム設計。「快適で安心な社会ストック形成への貢献」というミッションの下、早い時期から建築物の省エネ・環境関連の課題に取り組んできた。

 現在は「環境・防災・IT」という3本の柱を持ち、独自開発したソフトウエアを駆使しながら、設計者のパートナーとして建物の付加価値向上に努めている。

 売り上げの約8割を占める「環境」分野のメイン事業は、“建築物省エネ法に係る適合性判定・届出”の業務である。建築物省エネ法に基づき、省エネ基準の適合性判定を受けることが義務化されている案件について、ゼネコンや設計事務所向けに、省エネ計算に関するコンサルティング業務全般を提供しているのだ。

「当社の強みの一つは、自社にIT部門を抱えていることです。自社開発ソフトを駆使することで迅速に正確な計算書を作成することができ、高度なコンサルティングが実現します。設計者は省エネ計算に慣れていないことが多く、建築と構造、設備など分業化も進んでいるので、ワンストップで建築物全体の省エネ計算ができる当社が評価されているのです」

イズミシステム設計
小池康仁
代表取締役

 こう説明するのは小池康仁社長だ。