「『JAPAN VALUE』を世界に発信し続ける街」というビジョンを掲げる東京ミッドタウン。その3番目の施設として2023年3月にグランドオープンする「東京ミッドタウン八重洲」は、圧倒的な交通利便性を生かした最先端のスマートビルディングとして、世界に向けて新たな価値を発信する。
三井不動産
ビルディング本部運営企画二部
事業グループ グループ長
依田佐知子氏
ビルディング本部運営企画二部
事業グループ グループ長
依田佐知子氏
今、東京駅東側エリアの風景が大きく変わろうとしている。現在3カ所の大規模再開発が進行中で、その皮切りとなるのが三井不動産の手掛ける「東京ミッドタウン八重洲」(2022年9月先行オープン)である。東京駅・八重洲南口の正面に立つ同施設は、三井不動産にとって六本木と日比谷に続く3番目の東京ミッドタウン。ポストコロナ時代を見据えたスマートビルディングだ。
東京駅といえば、これまでどちらかというと丸の内側のイメージが強かったが、今回の再開発で、日本橋や京橋、銀座などを徒歩圏内に持つ、八重洲エリアのポテンシャルが改めて注目され始めている。
「八重洲はもともとさまざまな職人が集うクラフトマンシップあふれる街で、東京駅八重洲口が開設されると、日本の産業界を代表する幾多の企業が八重洲を拠点に東京に進出し、日本全国、世界各国へと活動を広げていきました。つまり八重洲は“夢を抱く人”が集う街であり、日本の経済の交流と成長の中心として栄えてきたのです」
そう説明するのは、三井不動産 ビルディング本部運営企画二部 事業グループ グループ長の依田佐知子氏だ。