単なるオフィス街を超え
にぎわいを創り出す

東京駅八重洲エリアが東京の新しい起点になる東京の中でも成長地域として注目を浴びる“東京駅東側エリア”の中心に位置する東京ミッドタウン八重洲

「東京ミッドタウン八重洲」のコンセプトは、「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド~日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街~」。日本の玄関口ともいえる立地条件を生かしながら、「Centrality(圧倒的な交通利便性を活かし、世界への出発点となる街)」「Open Mind(誰にでも開かれ、新たな成長や挑戦の機会があふれる街)」「Harmony(多様な人々が出会い、感性が重なり、新たな価値が生まれる街)」という三つの価値を提供しようとしている。

東京駅八重洲エリアが東京の新しい起点になる5階には東京駅を望む屋上テラスを設置。ワーカーたちの憩いの場所として活用

 施設の特長は、他の東京ミッドタウンと同様に、ミクストユース(複合用途)型の大規模再開発プロジェクトであることだ。ただのオフィス用途の開発ではなく、複数の異なる用途を持たせることで、施設そのものが有機的な「まち」として機能する。

 施設自体は、地上45階の超高層「A-1街区」と地上7階の「A-2街区」で構成され、延べ床面積は28万平方メートル超。超高層のオフィス(7~38階)は、東京駅周辺で最大級の基準階専有面積約4000平方メートルのフロアプレートを実現し、地下1階でJR東京駅と接続する。

東京駅八重洲エリアが東京の新しい起点になる2階のオフィスロビー。日本の玄関口という立地を生かした発信力のある施設となる

 商業施設(地下1~3階)は、隣接する八重洲地下街と地下で接続し、就業者、来街者、国内外観光客らの交流を創出する。39~45階には、ブルガリホテルズ&リゾーツの日本初進出となる、ラグジュアリーホテル「ブルガリ ホテル 東京」が開業。地下2階に整備される「バスターミナル東京八重洲」は、東京駅前3地区の再開発事業との連携で、国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大級のバスターミナルとなる。

 ユニークなのは、地域に密着した形で、同施設内に中央区立城東小学校や子育て支援施設(認定こども園)が設けられ、未来を担う子どもたちが成長していく場にもなること。「多世代が集うことで、単なるオフィス街ではない多様なにぎわいをつくり出そうと考えています」(依田氏)。

※画像は全て完成予想イメージ