テレワークの浸透による働き方の変化は、学び方のスタイルにも変化をもたらしている。グロービスが提供する定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」は、ビジネス知識を体系的に学べる先進的なコンテンツを提供。昨今増えている自律型人材の育成など、企業が求めるさまざまな組織課題に的確に応えている。

コロナ禍で会員数が3.7倍以上に伸び、
導入社数も2800社に!

 グロービスが提供する動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」が急成長している。コロナ禍による緊急事態宣言の前に約6万人だった有効会員数は現在約22万人、ここ2年間で約3.7倍以上の伸び率となっている。特に法人向けが増え、導入社数は2800社を超える。

グロービス・デジタル・プラットフォーム
マネジング・ディレクター井上 陽介
大学卒業後、消費財メーカーを経てグロービス入社。大阪オフィスで顧客開拓に従事した後、名古屋オフィス新規開設リーダーとして事業立ち上げを推進。その後法人部門責任者を経て、デジタルテクノロジーで人材育成にイノベーションを起こすことを目的としたグロービス・デジタル・プラットフォーム部門を立ち上げ責任者として組織をリードする。

 会員数増加の背景について、グロービス・デジタル・プラットフォーム、マネジング・ディレクターの井上陽介氏は、「当初は、対面で研修を提供できないという差し迫った課題がありました。その後は、働き方が多様化する中で、学び方のスタイルを変える必要が生まれ、今はデジタルトランスフォーメーション(DX)などの環境の変化に追い付かなければ、という企業側の危機感があります」と話す。

 年功序列制度の終焉とともに形骸化した階層別研修は縮小し、今は企業として“誰に投資するか”が真剣に問われ始めている。井上氏は、現在の研修には三つのカテゴリがあると説明する。企業の将来を支える優秀な人材に投資する選抜型研修と、意欲のある人が手を挙げた場合に教育を付与する公募型研修、そしていつの時代も必要不可欠な新人研修の三つである。

「その中でも最近は、公募型研修のニーズが高まっています。多くの企業は、意欲を持って自発的にキャリアを構築したいと考える社員に、適切な能力開発の機会を提供したいと考えているからです」。そこで注目されるのが、これらの研修に強い「GLOBIS 学び放題」なのだ。