海外留学制度が充実
海外交流も盛ん
研修の拠点となる、カリフォルニア州サンタバーバラにある「八雲レジデンス」
海外留学制度も充実しており、ユニークなのは高校1年の希望者を対象とした9カ月プログラムだ。UCSBへの3カ月留学を含め、事前&事後学習各3カ月を実施、現地では寮生活を送り、留学後半は総仕上げとしてホームステイも体験する。
コロナ禍のため短縮して行われた9カ月プログラムでは、出入国に時間がかかったものの、生徒たちは大満足
「海外研修や留学はコロナ禍でしばらく実施できませんでしたが、昨年度は米国が入学制限を緩和したのを見計らって、12月から今年1月にかけて高2の生徒が留学期間を1カ月に短縮して9カ月プログラムを実施しました。やはり、現地に行くと行かないとでは大違い。これからの時代、世界の情報を正しく得るために、世界の共通語である英語を使えることは絶対に必要で、生徒たちには海外での体験を通じて、国際感覚を向上してもらいたいと考えています」
そう話すのは、グローバル教育を推進する近藤彰郎理事長だ。
クラス担任以外にチューターと呼ばれる教員が個別に付き、勉強や学校生活の悩み、友達関係の 相談に乗る
同校はまた、海外の学校との交流も盛んで、17年にはラウンドスクエアに加盟、姉妹校であるケイトスクールとの交流をはじめ、名門イエール大学からは毎年アカペラコーラスグループが来校している。学校内では、レシテーションコンテストやイングリッシュファンフェアー、クリスマスの英語祭やスピーチコンテストなどを実施、とにかく英語に接する機会を数多く設け、6年間を通して自然に英語や異文化に親しむ環境を整えている。