学校全体の雰囲気が良く
進学実績も伸びている
啓明学園中学校高等学校
北原福二 学園長
北原福二 学園長
啓明学園の卒業生の進路は、学内の多様性に比例してバラエティーに富んでいる。語学力を生かして国際系やリベラルアーツの学部、海外大学への進学が多いが、近年はサイエンス教育の取り組みの成果が出始め、理系学部へ進学する生徒も増えている。
「今年度は進学実績が良く、早慶上智、東京理科大へ進学する割合が増えました。その理由は、総合型選抜などで実力を発揮する生徒が多かったこと、そして学校全体の雰囲気が良かったことがあります。アウトプットの多い語学教育や、協働の学びが多いサイエンス教育などを通して、お互いに協力し合うコミュニケーション力が高くなっている。論理的に考えられ、先を見通す力を持つ生徒たちが増えているのだと思います」と北原福二(ふくじ)学園長は話す。
大坪新校長の下で新たなスタートを切った啓明学園。都内でも類を見ない、独自の環境を持つ同校の進化は止まらない。
幼稚園からの一貫教育
幼稚園からの一貫教育を行っている啓明学園。幼稚園、初等学校から理科や算数に力を入れている。また「英語・外国語スピーチコンテスト」では、べトナム語やコリア語、ヒンドゥー語での発表も。こちらも幼稚園から高等学校までの児童・生徒が参加して行われる。