日本大学の正付属校として長い伝統を持つ日本大学高等学校・中学校。2030年の創設100周年に向け、中学のコースを刷新するなど、教育改革を推進している。内部進学の他、国公立大・難関私立大への進学実績が向上しており、「付属校」×「進学校」のハイブリッド化が進む。
日本大学高等学校・中学校
田村 隆 校長
田村 隆 校長
1930年に日本大学の付属校として創設された日本大学高等学校・中学校。日本大学の教育理念である「自主創造」の精神にある「自ら学ぶ・自ら考える・自ら道をひらく」を体現するため、校訓「情熱と真心」、教育目標「自覚と責任」を掲げた教育活動を展開している。
さらに、教育スローガンには「Aiming high!」を掲げている。田村隆校長はその狙いについて、「Aim highとは“高みを目指す”“目標を高く持て”という意味です。Aimを現在進行形にしたのは、夢や目標は一気に達成することがないからです。小さな壁を乗り越え、何かを達成したら、次の高い目標に向けて努力することが重要であり、そのサイクルを繰り返すことで自分自身を成長させ、夢を実現させてほしい。Aiming highにはそんな思いを込めています」と話す。
最寄りの日吉駅前からは、登下校時にスクールバスが運行しているので、安心して通学できる
今、同校では、2030年の創設100周年に向けて「Road to 100th」プロジェクトを進行中で、高校学習指導要領の改訂に合わせ「SHINKA!プロジェクト」を立ち上げている。生徒一人一人が夢の扉を開くために、さまざまなSHINKA!(新化・親化・深化・進化・芯化・真価)を実現させることを目的としたもので、新たな教学システムの構築に取り組んでいる。