デザイン性と居住性を
両立させる優良な物件
──御社が考える優良な物件とは、どのような建物ですか。
蜂谷 当社が手掛けるのは、一棟ワンオーナーの物件で、ひと言で言えば、経年劣化で価値が下がらない建物です。新築の建物はどれもきれいに見えるので、事業利益だけを考えるなら、建築コストを下げて売り渡すこともできます。しかし投資用不動産は、お引き渡ししてからが本当のお取引です。そのため、建物が10年、20年、30年と使われていくことを考え、外壁の素材から、設備の仕様に至るまで、細部にこだわって物件を建てています。
例えば、デザイン性が高くても機能性が低いと、入居率は高くても退去率も高いという結果になってしまいます。細かい話ですが、ワンルームのキッチンは、幅が1350cmあれば2口ガスコンロと流しの間にまな板が置けます。入居者の生活も考えた上で、デザイン性と居住性を両立させた建物を設計しています。
オーナーさまに喜ばれるのは、入居者に喜ばれる物件であり、入居者に喜ばれる物件は満室になる物件であり、満室になる物件はオーナーさまが持ち続けたいと思う物件です。当社の事業の根底にあるのは「オーナー保護」の視点。オーナーさまが知り得ない将来のことまでも見通し、資産価値が高くあり続ける物件を提供しているのです。
当社の物件は、完成前に買主さまが決まり、リピーターのオーナーさまも多いというのが特徴です。