費用最適化により、運用コストを最大9割削減した企業も
AWSの運用において、ユーザー企業のニーズ・課題として圧倒的に多いのがコスト削減だ。NHN テコラスの提供するC-Chorusではほぼ全ての企業に対して、費用面の最適化を支援している。AWSへの移行や、すでにAWSで運用している環境を見直し、最適化することによって、運用費用を30~50%程度削減することができ、最大で90%削減した事例もある。
「大手スポーツメーカー、ミズノさまのケースでは、もともとAWSでの運用をされていましたが、当社に運用最適化をご依頼いただいた結果、運用工数、コスト共に30%程度削減できたと喜ばれました」(白倉社長)
他にも、ブランドバッグのシェアリングサービスを展開するスタートアップ、ラクサス・テクノロジーズのケースでは、NHN テコラスのエンジニアリングサポートを活用することにより、それまで開発業務と兼務の3人で行っていた運用業務が担当者1人で済むようになり、AWS導入前と比べて、運用工数は約40%削減できた。
コロナ禍においては、飲食業や旅行業が大きなダメージを受けたが、NHN テコラスのサポートにより事業を安定的に継続できた企業も多い。行動制限などで需要が大きく落ち込んだ局面ではAWSの利用を最小限に抑えて、その後の回復局面では顧客ニーズを受け止められるぐらいまでシステムのキャパシティーをスケールすることにより、固定費を抑えながら、機会損失も回避することができたという。
今後は、全国各地の企業の支援へ
こうしたAWS・クラウド活用のメリットをより多くの全国の中堅・中小企業にも届けるべく、NHN テコラスでは、「テコラス パートナープログラム」を展開している。全国各地のIT事業者とパートナーシップを組んで、広くエンドユーザー企業のDX推進をサポートしていく方針だ。
「具体的には、ユーザー企業に加えて、それらの企業をサポートするIT事業者の方々に対して、AWSを活用したビジネストランスフォーメーション(BX)のナレッジや、自走までのサポートを提供する考えです」と白倉社長は全国展開の計画を打ち明ける。
NHN テコラス自身がデータセンターなどの物理ビジネスから、AWSを活用したクラウドビジネスにシフトしてきた経験とナレッジを持つことから、それらを全国のIT事業者と共有することで、ひいてはエンドユーザー企業のクラウド活用に貢献しようというのだ。
「ぜひ、この取り組みをAWSジャパンの皆さまと一緒に進めていければと思います」と白倉社長は意気込む。
クラウドの良さは、大企業もスタートアップも同じ条件で活用し、その優位性を享受できることだ。「使っていただけたら、そのメリットをとにかく早く実感していただけると思います。まずは数多くのお客さまに使っていただきたいですし、NHN テコラスさまのようなパートナーさまの力を借りて、全国の中堅・中小企業のお客さまに対してより一層手軽に活用の機会を持っていただけるように、弊社もどんどん新しいサポートをご提供していきたいと思います」と原田執行役員は締めくくった。
NHN テコラスでは、中小企業のAWS利用を支援するため、2022年12月31日までの申込で2023年3月までのAWS利用料金が10%オフ、移行支援の大幅割引といったキャンペーンを展開している。
NHN テコラス株式会社
URL:https://nhn-techorus.com/
キャンペーン:https://nhn-techorus.com/c-chorus/campaign-aws2022/
(提携企業)
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
URL:https://aws.amazon.com/jp/