同社では、多様化する建築主のニーズに応え、豊富な商品バリエーションを用意している。平屋専用規格型の「TiO(ティオ)」と自由設計型の「TREO(トレオ)」、そして両者の規格性と自由度を併せ持つ、規格進化型の「NEO(ネオ)」である。一般的にシステム建築は平屋が標準だが、「TREO」「NEO」は、土地の事情に合わせて2階建ても可能で、床荷重も1平方メートル当たり1.5トンまで対応、2階に重量物を置く倉庫や工場にも採用されている。

さらに今春には「NEO-Grid(ネオ・グリッド)」を新発売した。これは柱間の距離を最大11.5メートルまで伸ばすことで、空間の広がりとレイアウトの自由度が増した商品で、同時に多くのトラックを着けるプラットホーム形式の倉庫や、設備のレイアウトが複雑な工場、商品棚の配置に自由度を持たせたい店舗などのニーズに応えられるものとなっている。

同社の母体は日鉄物産と日本製鉄であり、その材料調達力も魅力だ。
「最近は、鋼材や関連する資材の価格が上昇し、納期も長期化しているため工期の見通しが立たない例も出てきています。その点、当社では日本製鉄グループとの連携で、高品質の鋼材を安定的に調達できるため、確実な納期をお約束できています」と生井社長は強調する。