老後の安定収入を確保する手段として、最近注目を集める不動産投資。だが、一定の知識とノウハウが必要であり、投資額や借入金額も大きいことから、二の足を踏む人も少なくないようだ。そうした人に、銀行という中立的な立場から不動産投資に特化した情報を発信しているのがオリックス銀行の「manabu不動産投資」。2億件を超える物件データのAI解析により将来の投資収益が試算できる「キャッシュフローシミュレーター」と併せて、適切な情報発信を通じて投資家の「不安」と「課題」の解消に貢献している。
不動産投資にまつわる「不安」と「課題」を解消したい
不動産ナレッジマネジメント部
津田成之部長
不動産投資が再び注目を集めている。コロナ禍によって在宅勤務が日常化し、仕事の合間にふと「将来のこと」を考える時間が増えたことも理由かもしれない。検索サイトでは、「不動産投資」というキーワードの検索ボリュームが多くなっているという。
「2019年に『老後に約2000万円の資金が必要』という試算を金融庁の金融審議会が発表したこともあり、資産形成に対する若い方々の関心が高まっているようです。不動産投資に注目が集まっているのは、実際に投資を行ったユーチューバーの動画など、さまざまな情報がインターネット上にあふれ、目に付くようになったからだと思われます」
そう語るのは、オリックス銀行不動産ナレッジマネジメント部の津田成之部長だ。
だが、不動産投資に興味は持っているけれど、「なんとなく不安」とか、「自分にできるだろうか」と心配して、二の足を踏んでいる人が少なくない。確かに、不動産投資は投資額や借入金額が大きく、失敗すれば多額の損失を抱えるリスクもあるので、不安が付きまとうのは当然である。
リスクを抑えて投資を成功させるための知識や情報はネットにあふれているが、物件を売りたい不動産会社のサイトは、投資のメリットばかりをアピールするものが多い。投資に成功したユーチューバーの体験談も、あくまで「個人の体験」なので、誰にでも通用するとは限らない。偏った情報や、あやふやな情報ばかりで、「本当に信じていいのか?」とますます不安が募ってしまう。
そんな中、中立的な立場で不動産投資の情報を発信し、多くの投資家の信頼を集めているサイトがある。オリックス銀行の「manabu不動産投資」だ。
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21年8月に開設され、1周年を迎えたこの情報サイトは、不動産投資の初心者から経験者に至るまで、あらゆる人に役立つ実践的なコンテンツを掲載。情報の偏りがなく、長年多くの物件調査を行ってきた“プロの視点”で、適切な情報を発信しているのが大きな特徴である。
「当社は、区分所有マンションを対象とする投資用不動産ローンでは、親会社であるオリックスが取り組んでいた期間も合わせて約40年、また、アパートローンでは約20年の実績があります。単に融資をするだけではなく、投資の成否を決定付ける物件の調査については、他の金融機関に負けない知見とノウハウを積み上げています。入居者に好まれる立地や建物、周辺環境など、投資家目線だけでなく、『優良な賃貸住宅環境の提供』に貢献したいという思いも含め、そこに住む人の目線で評価を行ってきました。だから、失敗しにくい物件選びについて、投資家の皆さまに適切なアドバイスができるのです」と津田部長は説明する。
次ページからは、オリックス銀行がプロの視点で提供する、不動産投資に役立つさまざまな情報を具体的に紹介していく。