気になる物件がどれだけキャッシュを生むのかを予測できる
不動産ナレッジマネジメント部第二課
永橋 武主任
オリックス銀行は「manabu不動産投資」の他に、もう一つ、不動産投資に関する「不安」と「課題」を解消するツールを提供している。18年9月にリリースし、今年で4周年を迎えた「キャッシュフローシミュレーター」だ。
これは、実際に物件を取得した場合、家賃収入からローン返済額や費用・税金などを差し引いたキャッシュフローがどれだけ得られるのかを予測するツールである。
「不動産会社の広告に掲載された物件や、投資家の方がご自身で見つけた物件を登録すると、2億件を超える物件データから、エリアの特性を踏まえてAIが適正な賃料を設定し、賃料や空室率の推移などを予測して最長50年間のキャッシュフローを算出します。不動産投資のキャッシュフローを試算するツールは他にもありますが、エリアごとの特性まで考慮した将来の予測賃料・空室率を算出できるものは数が少ないと思います」
そう語るのは、このツールの開発を担当した、不動産ナレッジマネジメント部第二課、永橋武主任だ。
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検討する物件の情報を登録し、初期投資額や借り入れ条件などを入力すれば、すぐにシミュレーションの結果が表れる。不動産投資で特に気になるのは、実際にどれだけの収益が得られるのか、持ち出しにならないかということだが、それをかなりの精度で予測できるため、投資家の不安解消に役立つという。
「豊富なデータを基にAIが分析するので、精度の高さについては自信を持っています」と永橋主任。
この「キャッシュフローシミュレーター」には、気になる物件の周辺環境が分かる「エリア分析」マップも用意されている。スーパーやコンビニエンスストア、学校、病院といった、生活に欠かせない施設が表示されるほか、空室率に影響する現在人口や将来人口、賃料相場といった情報が確認できる。これによって、気になる物件のポテンシャルを確かめることができれば、安心感はさらに高まるだろう。
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うれしいことにオリックス銀行は、この「キャッシュフローシミュレーター」を無料で提供している。
「幅広い方に利用していただくため、あえて無料にしています。不動産投資を本格的に検討している方だけでなく、なんとなく興味があるという方にも気軽にご利用いただきたいですね」と永橋主任。
オリックス銀行は、これからも不動産投資に関する「不安」と「課題」を解消するためのサービスを充実させていく方針だ。
津田部長は、「引き続きコンテンツの拡充に努め、投資家の皆さまに正しく、偏りのない『中立・安心・信頼』の情報を提供していきます。ぜひ一度、当社サイトを訪問してみてください」と語った。
オリックス銀行株式会社
〒105-0014 東京都港区芝3-22-8 オリックス乾ビル
URL:https://www.orixbank.co.jp/
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