ベテラン社員や専門家がプロの立場で役立つ情報を発信
不動産ナレッジマネジメント部第二課
峯岸 明マネージャー
一般に、競い合う企業同士は、それぞれの個性を発揮して顧客に差別化要素をアピールするものだが、銀行業界においては、際立った個性を打ち出すプレーヤーは少ない。
しかし、オリックス銀行は「不動産投資に強い銀行」という鮮烈な個性を持っている。
「一般的な銀行は、事業融資を中心とするビジネスモデルを展開していますが、当社は1998年にオリックスグループ入りして以来、投資用不動産ローンを主力に据えてきました。現在も、投資用不動産ローンは当社の貸出金残高の約8割を占める主要事業です。『manabu不動産投資』は、『不動産投資に強いオリックス銀行』の使命として、投資家の皆さまに寄り添った、中立的で有益な情報を発信すべきだと考えて開設しました」
そう語るのは、同サイトの立ち上げに携わった、不動産ナレッジマネジメント部第二課の峯岸明マネージャーだ。
「manabu不動産投資」のコンテンツは、そうしたオリックス銀行の思いが存分に反映された内容になっている。
コンテンツのカテゴリーは、「不動産投資」「マネー/ビジネス」「ライフスタイル」「ウェビナー」の四つに分かれており、広く資産形成や暮らし全般の知識と情報が学べる。中でも特徴的なのは、やはり不動産投資のコンテンツである。
「不動産投資に関する基礎知識はもちろん、投資用不動産を購入する際の注意点や、売買契約書の見方など、実践的なノウハウについても詳しく学ぶことができます。投資用不動産の開発やローン審査、物件調査などの業務を経験した、当社のベテラン社員が執筆する連載コラムは特に人気があります」(峯岸マネージャー)
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弁護士と同社社員による対談や、税理士が執筆や登壇する企画も好評だ。契約上のトラブルの解決方法や、物件の取得時、運用期間中および売却時の税金など、投資家が特に気になる税金面での課題について、プロの立場から正しい情報を分かりやすく提供。
テキストによるコンテンツを充実させながら、「manabu不動産投資」ではウェビナーも随時行っている。ファイナンシャル・プランナーや税理士などが、専門家ならではの視点で役立つ情報を伝授してくれる。
峯岸マネージャーは、「不動産投資をためらうのは、『何がリスクなのかよく分からない』という漠然とした恐怖があるからだと思います。メリットばかりでなく、デメリットもきちんと理解することで、納得感のある不動産投資を行っていただきたいのです」と語る。