スプリックスの社名は「春=spring」に由来、コーポレートミッションは「教育を通して世界中の人に人生の新たなステージ(春)を届ける」こと。
先生には、生徒たちを安心させ気持ちを前向きにできる"明るい雰囲気"と"コミュニケーション力"が求められている
森塾からスタートした同社は、そのミッションに基づいて事業ドメインを拡大。現在は五つの領域で事業を展開している。
個別指導塾をはじめ、AIを活用した自立学習塾やオンライン個別指導塾などを展開する「学習塾・教室事業」。個別指導塾専用テキストや、AI搭載のタブレット型教材を提供する「ITコンテンツ事業」。基礎学力を評価する国際検定や、プログラミングの能力を測定する検定を提供している「検定事業」。学校のCBT導入を支援するパッケージや、学習塾運営の支援ツールなどを提供する「教育基盤事業」。学習塾運営と教育コンテンツ制作で培ったデータを基に調査・研究を行う「調査・研究事業」である。
「私たちは、展開する全ての教育サービスでNo.1になる、というルールを課しています。
それは、立ち上げた事業がその分野でNo.1を取れないと分かった時点で、その事業から撤退するということを意味します。過去、実際に撤退した事業も少なからずありますが、これまで挑戦を続けてきた結果、スプリックスにはNo.1ブランドを生み、育てるノウハウが再現性のある形で蓄積されています」(常石社長)