「Windows11は、テレワークも考慮して設計されたOSで、『ゼロトラストをOSで実装する』という考え方に基づいています。しかし、現在の主流は2015年にリリースされたWindows10です」
OSの更新には、自社システムとの互換性の検証に工数を要するため、サポートが終了する25年秋まではWindows10を使い続けるといった判断をする企業は少なくない。もちろん、Windows11に対応するプロセッサならばOSのアップデートは可能だが、セキュリティー面においても、ハードウエアの性能が最適化されたPCがベターなのは言うまでもない。さらに、Intelが提供しているvProを有効化したPCであれば、セキュリティパッチの適用やトラブルサポートをリモートから行えたり、Windows 11との組み合わせでCPUパフォーマンスも最大限に活用することが可能だ。
軽量なのに堅牢性が高く生産性向上の機能が充実
3~4年といわれるPCのライフサイクルを考えると、Windows 7のサポート終了を機にPCを入れ替えた企業にとって、いまは次を検討する絶好のタイミング。ぜひ選択肢に入れたいのが、23年3月発売のデル・テクノロジーズのノートPC最新モデル「Dell Latitude 7340/7440」だ。
重量は13インチが982グラム、14インチが1055グラム。16:10の画面比率のPCでは同社の最軽量モデルとなる。「軽量化に関しては後発ですが、それは堅牢性・強靭性との両立にこだわった結果です」と佐々木氏。
パフォーマンスを支える機能も満載。タッチパッドは従来品より広くして操作性を向上。冷却性能やバックライトキーボードの省エネルギー性も高め、バッテリー寿命を延ばした。1時間で80%の高速充電も可能だ。「ウェブ会議に関する機能も充実しています。音声では、AIを活用したノイズキャンセリング機能で、自分の声だけでなく相手の音まで最適化できるようになりました。また、スピーカーはフロントを含め四つ設置し、クリアかつ臨場感のある音声を聞き取れるようにしています。カメラは5メガピクセルで、より明るく色彩豊かに自分自身を表現できるようになりました」
こうした機能がウェブで行う商談やプレゼンテーションに好影響を及ぼさないはずはない。業務の質を向上させてくれるハイパフォーマンスPCは、当然、従業員満足度にも直結する。
セキュリティー面でも、vProを有効にしたPCでは、チップレベルで脅威の検出にも対応しており、ハードウエアとしての安全性を確保している。
「外で作業しているときなどは後ろからのぞかれるのが気になりますが、新しいDell Latitudeには目線を検知してすぐフィルターをかけるインテリジェントプライバシー機能を搭載しています。内蔵カメラのレンズは不要なときにはスライドカバーで閉じることも可能です。また、指紋認証リーダーや顔認証カメラもカスタマイズで選択できます。こうした機能の組み合わせで、ゼロトラストセキュリティーを支えています」
素材選びから回収まで持続可能性を徹底追求
サステナビリティーへの配慮にも注目したい。佐々木氏は次のように説明する。