卓越した車載機の技術を生かして、今後、共用車管理の無人化を実現するサービスも「D-Drive」に加えていく予定。

「共用車の鍵の貸し出し、返却の管理は車両管理者にとって面倒な業務の一つ。これを無人化するため、物理的な鍵は車内に入れておき、予約した運転者がデジタルキーで車載機によるドアロック、エンジンロックを解除できる仕組みを準備中です」と羽鳥部長は語る。

事故防止の“実効力”を高める安全運転支援サービスドライバーは、簡単なアプリ操作とスマートフォンの位置情報を活用することで、自動で運転日誌を作成できる。スマートフォンを活用するため、レンタカーなど車種を選ばずに使用可能
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 一方、すでに提供されている運転日誌自動管理サービスは、スマホのGPS情報などを基に、運転の開始・終了日時や運転距離などを自動記録するもの。

 ユビテックはテレマティクス車載機の開発でも実績があり、これを応用して、危険運転・事故を未然に防止するためのサービスも追加する予定だ。

 羽鳥部長は最後に、「最終的には、スマートウオッチを連携させて、運転者の注意力低下や疲労、熱中症の予兆検知といった健康管理までできる包括的なサービスの提供を目指しています。当社の企業理念である『人と社会に安全と快適を』を具現化するため、これからもサービスをどんどん充実させていきます」と力強く語った。

●問い合わせ先
株式会社 ユビテック
〒106-0047 東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス3階
TEL:03-5447-6731
URL:https://www.ubiteq.co.jp