専門スタッフが常駐するSPOサービス
HCX本社スタジオ撮影
SPOサービス導入先のスタジオ風景
業務用動画を日頃から大量に制作している大手企業を対象に、HCXの専門スタッフが常駐してフルサポートする「SPO(スタジオ・プロセス・アウトソーシング)」も提供している。すでに大手製薬メーカーや大手IT企業などで、SPOサービスが導入されている。
最近はオンラインによるコミュニケーションが定着したため、新製品や新しい社内規則の紹介、コンプライアンスの啓蒙など、社内向け動画制作・配信依頼が増えているという。
特に大手企業では生産性向上に大きな効果が期待できる。「仮に、これまで新製品の社内説明会を従業員1000人に対し、1時間開催していたとします。これを15分の動画で行えば、時間は4分の1に短縮できます。結果、1000人×45分を本来の業務に充てられるというわけです」(芙蓉総合リースBPOサービス推進部 渡辺真由氏)。
HCXでは全事業領域でデータ・AI活用を推進している。「動画制作の中でAIを活用しているのは現在2%程度ですが、これを90%程度まで引き上げていきたい。AIで動画が自動生成できるようになれば、当社の業務効率が上がり、サービス料への転化も可能になるでしょう」(中村社長)。
デジタル技術などを取り入れながら企業の業務のプロセスを最適化し、課題解決を支援するのが、芙蓉リースグループのBPOサービスなのである。